そう思ってても、ズンズンと足はすすみ教室の前にたった。
――なにもされてませんように。
そんな期待を胸に教室の窓を開けた。
「ほぅーーっ」
机の前にたってため息を出す。
安心したからため息がでた
なにもされてない。
良かった―――・・・。
・・・・・・あっ、そういえばあのグループいつもくるの遅いぢゃん!
だから、朝からなにかをされてる可能性はかなり低くなる。
おぉーー、朝は無事ならいいや。うん、いいや。
いつもと変わらない席についてるコトだけで、なんだか嬉しい。
うっすらと机にかかれた落書きは見ないふり

