そう。


これが私達のいつもの朝の風景。

私の学校までの道の途中に翔太の家があるからついでに起こしてるって訳。



「おぃっ!おーいっ!」



翔太の声が後ろから聞こえてくる。


私が後ろを振り向くと翔太はスウェットの上を脱いでいる途中だった。



「――っ!!!なんで脱ぎ始めちゃってるの!?」



私は驚きの表情を隠せない。

いつもは私が部屋から出ていってから着替え始めてるのに!



すぐに私は後ろを向き目を両手で隠した。