「も〜!翔太!?いい加減起きろー!!」



私は翔太の耳元で大声で叫ぶ。



「あ゛〜!分かった。起きるよ!」



カバッッ。



翔太は不機嫌そうな顔で私を見る。



「もうっ。言われたくなかったら最初から起きればいいのに」



芽衣はブツブツと一人で文句を言う。