家の前まで来た。
「いい李流!?」
『ん?なあに?』
「絶対今から言う事守ってね?」
『なんで?』
「お母さんとお父さんが大事なお話をしてるから帰ったら駄目って言われたでしょ?」
『そうだった!』
―凛、李流いい?お母さんとお父さんは大事なお話があるから5時まで遊んで来てね?帰ってきたら駄目よ?お願いね?―
「思い出した?」
『うん!』
「絶対声出したら駄目だよ?バレちゃうから!あと大きな音もだよ!」
『わかったー!』
「しぃー!!!」
『あ、ごめんなさい』
凛と李流は静かにドアを開けて入って行った。
最悪の出来事になる事も知らずに・・・
