「今日は、直人の家だったっけ...?」




学校が終わると、毎日交互にどちらかの家に行くことになってる。




「ああ」




手をつなぎながら2人で他愛もない話をしていると、




いつも思う。




...俺って幸せ者だな、って。




あー...キモいな...俺。




それくらい嬉しいんだ、




茅那が俺のことを好きでいてくれることが。