「あら、雅也さんから聞いてないのね?

ここの副社長は、

二人でしてもうことになってるの」


そう言って、

裕也とオレを指差した。


「そうだったんですか?」

裕也も今知らされたようだ。

「今から説明しようと思ったら、

先に遥斗君たちが来ちゃったから。

まあ、話す手間が省けたわ。

そう言うことだから、

皆よろしくね?」

すみれおばさんは、

俺達4人に挨拶をした。