朝。

支度を済ませた私は、

朝食を食べに、キッチンへ向かった。

・・・

この時間に雅也パパがここにいるなんて

珍しい。

簡単な朝食をとっていると、

小春ママまでパパの隣に座った。

・・・

なんだか落ち着かない。

「瑠璃、大事な話がある」

私はコーヒーを呑み込んだ。

「な、何でそんな深刻そうな顔をしてるの?

パパもママも怖い・・・」

「今日から、ここに行ってもらう」