瑠璃side

色んな事が順調に進み、

今日は、ダブルの結婚式。

大きな財閥同士の結婚式となると、

招待客も、半端じゃない。

・・・

挨拶回りで、

余韻に浸る暇もないみたい。

・・・

でも、

私の横には、

遥斗がずっと寄り添ってくれていた。

・・・

遥斗の顔を見ると、

疲れも吹き飛ぶ。

「瑠璃、どうした?」