「私、すっごく幸せ」


「ん?」


「遥斗と付き合えるなんて

思ってなかったし、

ましてや結婚なんて、

夢みたいなこと・・・」


「そんなのオレだって同じだ。

・・・

瑠璃」


「なに?」


「これ・・・」

オレは小さな箱を瑠璃に差し出した。

「遥斗・・・これって」