俺様社長の溺愛【番外編】

「私…実はヤッタことないの!」


…とうとう言ってしまった。

恥ずかしくて死にそう。

私はベッドに潜り込んだ。

あ~もう・・・

裕也に嫌われたらどうしよう・・・


私は布団の中で、

泣き出してしまった。

「まりあ・・・」

ベッドの横に座り込んだ裕也が、

私にそっと触れた。

・・・

もう、いいから帰って・・・

「何も聞きたくない・・・

帰って・・・」

泣きながら呟いた。