そんな日が続いたある日。

私を心配した瑠璃が、

家を訪ねてきた。


部屋に通した私は、

相談するべきか、

相当悩んだ。


「まりあちゃん・・・

裕也、凄く落ち込んでたよ?」


「・・・」


「まりあちゃんの前では、

いつも通りだと思うけど。

私でよければ、何でも話してよ?」

・・・

瑠璃なら、笑わずに、

聞いてくれるかもしれない。