瑠璃side

とある休日。

私と遥斗は、裕也に呼び出しを受けて、

喫茶店に来ている。

「裕也の話しって何?」

私の質問に、


「・・・さぁ」

と、首をかしげている遥斗。


気になってしょうがないのに、

なかなか裕也は来ない。


「早く来ないかな?」

「そろそろ来るんじゃないか?

・・・あ、来た、来た」

遥斗が裕也に手招きした。