「こりゃ完全優紗にお熱だね。おもしろくなりそう……」
隣で香織ちゃんが何かを呟いたけど、イマイチ聞き取れなかった。
「どうしたの?」
不敵に笑っている香織ちゃんに尋ねてみるけど、何も言わずに微笑むだけだった。
何だろう?
何か言ったのは確かなんだけど……。
不思議に思いながらも、あたしは自分の仕事をこなした。
と言っても、椅子を拭くだけ。
これって生徒会がするような仕事?
やっぱりそう思ったりもしたけど、役に立てるのは嬉しいことだしね。
新入生も入ってくるし、これからもっと忙しくなるのかな?
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