あたしの言葉は、香織ちゃんに遮られてしまった。 香織ちゃんは納得してるみたいだったけど、あたしには全く分からないよ。 この気持ちは一体なんなの? 知りたいけど、知ることができない。 知ってしまったら、今までと同じようにできない気がするの。 あたしの勘だけど……。 もう考えるのはやめにしよう。 香織ちゃんが言ってたように、明日も早いから。 あたしはできるだけ考えないようにして、静かに目を閉じた。