なんでこのメンバーになるかな?


本当に最悪で楽しくない。


それに、やっぱり夏だし、暑い。


……なんか頭痛くなってきたな。


そしてボーっとなって……



「紗和!?」



そこで意識が途切れた。



「……んっ…」



あれ……?


ここは……?


周りを見渡す。


茶色い壁に天井。


あたしはベットに横たわっていた。


そして、あたしは手に違和感があることに気付いた。



「廉……」



見ると、あたしの手をしっかり握って眠っている廉がいた。


そのぬくもりが心地よかった。