この場に副会長がいないこと。 まだ朝だから、来てないだけかな? 「あいつ、またかよ……」 「まったく……副会長のくせにしょうがないな。どうせ、またあの部屋じゃないか?」 やっぱり、ちゃんと副会長もいるんだ。 「後で仕事、倍だな」 冷たい声で言い放つ廉。 事情はよく分からないけど、なんかかわいそう……と思っていたら。 「すまん!遅れてもうたわ」 いきなり入ってきた男の子。 ……こりゃまたイケメンくんだ。 「おっ!紗和チャンやな?」 「どうも……」 この人、関西の人みたい。