「えへへっ」


「それ、ぷろぽーず?」


「そうだよ」


「じゃあ、わたしはレンくんのおよめさんだね」


「うん」


「レンくん、これ約束のしるし」


「なに?」


「わたしが大好きなりんごのあめ」


「ぼくにくれるの?」


「うん」


「ありがとう!」


「じゃあ、ばいばい」


「またねー!」



ここで目が覚めた。


―――……