あたしの値段は2億円!?



「よかった……」


「……でも、廉はなんであそこにいたの?」


「これを買うため」



そう言って、あたしの指輪を見た。



「これだけは、会社の金じゃなくて自分で買いたかった」


「……だから?」


「ああいうバイトくらいしかたくさん稼げるのはなくてさ」



そんな……



「言ってくれればよかったのに」


「こういうのは、サプライズだろ?」



あっ……


そうか。


廉はあたしを驚かせたかったのか。



「でも、心配させてごめんな?」