「ここや」



着いたのは、ホストクラブ。



「なんでここ?」


「いいから」



無理やり入れられた。


あたし、こんなところ入ったことないよ!


どんどん進むと、聞きなれた声が耳にはいった。



「萌って、本当に可愛いな」



……それは、間違いなく廉の声だった。


そして、目の前の光景に声が出なかった。


そこには、女の人の方を抱いてる廉がいた。



「廉、もう我慢できひん」