次の日、ふたりでショッピングモールに来た。
紗和の格好は可愛くて、人混みのことを忘れていた。
「わー人いっぱい!」
想像以上だ。
「あそこ行こうよ!」
こんな人混みのなかでも、楽しそうな俺の彼女。
紗和が指差したのは、とある雑貨の店。
「人、多すぎだろ……」
俺をお構いなしにどんどん歩く紗和。
俺をいじめてるのかってくらい、人が多い店ばっかり回る。
そんな状況で、だんだん不機嫌になってくる俺。
そして……
「ここ行こうよ!」
とうとう限界が来た。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…