鈴音side


時刻は9時


もう、夜ごはん食べたのかな~


作ってた方がいいのかな…


ていうか、四時間前からここにいるんだけど


学校終わって直でここにきたから。


断る って選択もあったはずなのに、断ることができなかった


どうしてなんだろう、どうしてドキドキするんだろう


そんなことを考えてたら寝てしまって、今に至る。


よし、ご飯…作ろうかな。


「なにが好きなんだろ…」


考えていたら、ドタバタ廊下を走る音が聞こえた


侵入者!?


「わりぃー!鈴音!!」


「きゃー!!って…えっ!?」


「きゃー!!ってなんだよ、帰ってきてそうそう、きゃー!!はないだろ」


「ごめん…侵入者かと思って…」


「バーカ、んなわけねーだろ」


はぁー…びっくりしたぁぁ…


蓮司が安心したあたしをみて、わしゃわしゃと頭を撫でてくれた