「うん!なれるよね!!だって、バカ蓮司だもん…」


バカ蓮司って、お前ひどい言いようだな、おい



「何だよ、バカ蓮司って」


「そのままだけど」


いつのまにこんなに口が達者に…って昨日あったばっかか。


「じゃあ、俺事務所いってくるわ」


「うん!いってらっしゃい!」


「あ、今日、親に電話いれて、俺んちで待っとけ」


「は?なんで?」


「なんでもだよ、いいから大人しく待っとけよ」


その言葉だけを残し、俺は事務所に向かった。


「あ、もしもしー、迎えに来てくんね?
ああ、お前の事務所に、おう、じゃあな」


俺は、櫻井に電話をいれた。


櫻井っつーのは俺の執事