天神学園高等部の奇怪な面々30

「あれあれあれぇ?」

銀が七星の顔を覗き込んだ。

「生徒会役員の七星たん?何で箱先生の名前が出た途端に赤くなるんでちゅかぁ?」

「あっ、赤くなんてなってませんっ!」

「箱先生と真夜中のクラブで、露出の高い服着て『フィーバー!』とかポーズ決めるなんてどうだ?くぅううぅっ、刺激的ぃっ!」

「箱先生連れて歩くなんて、みっともなくてできませんっ!」

「おやぁ?もっと刺激的じゃないと物足りないかぁ?」

銀、ニヤニヤ。

「たとえば誰が見ているかもわからない子供広場のブランコで、箱先生に不意打ちのチューされるとかぁ…」