天神学園高等部の奇怪な面々30

いやいや、そういうのではなくて。

疾風は首を横に振る。

「まぁそういうのもいいんだけどな…」

正直、スペシャルバカと小夜は疾風から見ていてもじれったいのだ。

もう少しチャッチャと関係進展させろよ、という気にもなる。

それに純情な小夜をからかってみようという悪戯心も手伝い。