小夜の切ない溜息は続く。
『2年には上手く進級できたからいいけど…このままじゃあ3年になるのも危ういかも…龍太郎君に、小夜先輩、なんて呼ばれるの嫌だなぁ…一緒に進級したいなぁ…』
「…………あのさ」
疾風は真面目な顔をする。
「俺が兄貴に頼んでみてやろうか?」
『吐血博士先輩ですか?』
キョトンとする小夜。
「ああ、兄貴に言って、スペシャルバカの脳改造してもらえば、容量も処理速度も上がって、スーパーコンピュータ並みの演算能力に…」
『改造人間は…ちょっと…』
『2年には上手く進級できたからいいけど…このままじゃあ3年になるのも危ういかも…龍太郎君に、小夜先輩、なんて呼ばれるの嫌だなぁ…一緒に進級したいなぁ…』
「…………あのさ」
疾風は真面目な顔をする。
「俺が兄貴に頼んでみてやろうか?」
『吐血博士先輩ですか?』
キョトンとする小夜。
「ああ、兄貴に言って、スペシャルバカの脳改造してもらえば、容量も処理速度も上がって、スーパーコンピュータ並みの演算能力に…」
『改造人間は…ちょっと…』


