『何やってるんですか疾風先輩、夏休みに学校に来て』
それはこっちの台詞である。
疾風が学園に来ているのは、大抵の者がすぐに発明だろうと気付くが、小夜の場合は…。
「…ははぁん…」
思い当たる節があったのか、疾風が顎を撫でる。
「大変だな、手間のかかる彼氏がいると」
『り、龍太郎君は彼氏じゃないですよっ!』
「何だ、龍太郎に用事があって学校に来てたのか?」
『~~~~~っっ』
一本取られたな、小夜。
それはこっちの台詞である。
疾風が学園に来ているのは、大抵の者がすぐに発明だろうと気付くが、小夜の場合は…。
「…ははぁん…」
思い当たる節があったのか、疾風が顎を撫でる。
「大変だな、手間のかかる彼氏がいると」
『り、龍太郎君は彼氏じゃないですよっ!』
「何だ、龍太郎に用事があって学校に来てたのか?」
『~~~~~っっ』
一本取られたな、小夜。


