天神学園高等部の奇怪な面々30

カッコいい事言ってるつもりだろうか。

そもそも龍太郎達が壊さなければ、かなこも夏休みにわざわざ学校に来る必要はないのだが。

それでも。

「……」

割れた木材を運んでいく龍太郎の背中を見つめるかなこ。

彼は彼なりに、かなこや五十嵐工務店に手間をかけた事を反省しているらしい。