天神学園高等部の奇怪な面々30

補修剤を塗っておいたので、あとは乾けば硬化するだろう。

その後で周囲の壁に合わせて吹き付けをすればいい。

そうこうしているうちに。

「おい、木材貰ってきたぜ」

龍太郎が木材を担いで戻ってくる。

「ったく…小岩井さんに胡乱な目で見られたぜ、『何故修理を手伝っているのですか…龍太郎さん…』ってよ」

木材を地面に下ろす龍太郎。

「え?龍太郎?」

彼の言葉を聞いて、かなこが目を丸くする。