天神学園高等部の奇怪な面々30

鷹雅は龍太郎の蹴りを。

「ふんぬっ!」

両手で受け止める!

そのまま蹴り足を掴み、ハンマー投げのように回転。

更には背中の翼で上昇しながら。

「吹っ飛べっっっ!」

ぶん投げる!

高速で投げ飛ばされ、龍太郎の体は校舎2階の壁に激突!

…まるで漫画のように、龍太郎の体の形に、壁に窪みが出来た。

しかし。

「にゃろう…」

壁を蹴り、龍太郎は再度鷹雅に襲いかかる!

「なっ?」

あれが平気な人間がいるのか?

驚愕する鷹雅に。

「俺ぁ硬気功が使えんだよっっっっ!」

加速をつけた肘打ち!