天神学園高等部の奇怪な面々30

と、一言言った途端に。

「オォルァァアァァァァァッ!」

龍太郎の右拳が、鷹雅の頬に炸裂!

鷹雅はベンチが破壊されるほどの勢いで叩きつけられる。

「その感じだと1年の人外らしいが…小夜が何だって?あ?」

鷹雅の山伏装束の襟を掴んで引き摺り起こす龍太郎。

「滅多な事言ってっと、俺ぁ下級生相手でも優しくねぇぞ?」

「そりゃあ…」

口元の血を拭い。

「願ったり叶ったりだ!」

鷹雅は頭突き!