天神学園高等部の奇怪な面々30

という事は。

かなこのジト目が、鷹雅に向けられる。

「お前か!この悪戯河童め!」

「悪戯河童とか可愛らしい言い方すんなっ!俺ぁそんな小悪党じゃねぇっ!天下の大妖怪だぞ!てか俺が壊したんじゃねぇっ!というより河童違う!」

多段ツッコミする鷹雅。

ほぼ河童という認識で天神学園では収まっているようだ。

「じゃあ疾風先輩?」

「いや」

シレッと首を横に振る疾風。

「鷹雅が壊した」

「うをいっっっ!」