「大丈夫だ! 男装の事なら、 既に学校側へ事情を話して承諾して頂いたよ。」 お祖父様は製造会社の社長で、 彼の独創的なアイディアから 大企業会社へと発展した。 今や「光澤財閥」の名を知らない者はおらず、 学校へ特別な許可を貰う事は お祖父様にとっては容易いものなのだろう。