どうすればいいんだ、俺。
さっきおとなしく新の言うこと聞いとくべきだった。
ばちっ
新と目が合う。
「・・・。」
何かいわなきゃな・・・。
「ぇっとさ・・・・、」
言葉を出した瞬間、目を逸らされた。
「・・・。」
いや、これはこれで怒られるよりぐさってくるな。痛みが。
「・・・、なんて言えばいいか、、、ごめん。俺、本気だなんてしらなくて・・・。」
「・・・。」
新は無言で笑った。
「大丈夫。全部嘘だからさ。、、ほら、アメリカンジョークだし。」
「・・・ほんとだな?」
うなづく新。
「・・・、お前アメリカ人じゃなくね?」
「・・・、だまされたお前が悪い!!w」
新はいつもどうり笑っていた。
「・・・、早く帰ろうぜ!!」
「おう!」
そういった新は太陽のような笑顔だった。
だけど、まだ幼い俺は気付かなかった。
新の目が笑ってないことに______

