「「「きゃー!翔太くーん!!!」」
「「「しょーたー!どろけいしよーぜ!!!」」」
「「「翔太君!テスト満点だったんだって!?」」」
正直言って俺はモテる。そして人気がある。
まだ小1の俺だが、それは自覚している。
俺が色々なことするたび女子はきゃーきゃーいうし、男子は男子で俺と遊びたがる。
結構頭もよかったので、先生からも気に入られていた。
だから、学校では男子の中心的だったし、女子からは告白の嵐、成績表は二重丸ばっか。
でも、よく思ってたよ。
ちっちぇー時から、この容姿のせいで気に入られてる。
実際、俺自身には興味がないんじゃないかって。
そう思うと寂しく思えた。
こんな世界つまらないと思った。
あいつが俺の前に現れる前までは_
俺に幼馴染という存在が出来るまでは____

