セイクリッド

「あの、海原三郎さんに会いたいんですけど…」


病院に入ってすぐ、受付のおじさんに声をかけた。


病室がわからないって話すと、おじさんはささっと調べてくれて、面会カードを渡してくれた。



「何号室だって?」

「えっと…305だから、3階だね」


おじさんと話している間、何故か遠くに離れていた大介。


「なんで一緒に来なかったの?」

「そのほうが親切にされると思った」

「え?なんで?」

「男は女に弱いから」

っと、よく分からない答えを返された。