セイクリッド

「……」

「友達の俺が言うのもなんだが、顔だけで言えば学校で一番ってぐらい綺麗だろ」

「ほ、褒めてくれるのはありがたいけど――…」

「まぁ聞け」

「……」

「けど、マリアは本ばっかり読んでて、学校じゃ笑いもしない……つまり、高校生から見たらオタクの部類なんだ」




確かに、大介の理論からいけば私はオタク……なのかもしれない。


学校じゃ、ほとんど笑わない。

っていうより、友達が大介しかいないから、ほとんど笑うタイミングがない。



さすがにひとりのときに爆笑できるほど、変人ってわけでもないし……