セイクリッド


私とミコトとの出会いは、運命だったのか……それとも、ただの‘神様’の悪戯だったのか。


今でもわからない。



答えは誰もくれなかった。
聞いても答えてくれなかった。



‘神様’のくせに。




悲しい運命なら、私は欲しくなかったのに。








…―――運命も神様も、とことん残酷だ。