セイクリッド

古びてなんかいない。


綺麗って言葉が似合うような…白い鳥居。





昨日は夜だったから見間違えちゃったのかな?なんて、少しも考えられないほど、昨日とは違った景色がそこにはあった。



思えば、自分が転んだのは…階段だったのに、ここには階段も存在してない。



‘獣道’っていうほうが似合うような場所。


持っていた鞄もそこにはないし、いるはずの人もそこにはいない。