誰かが手伝ってくれる訳でもなく
一つ、また一つと崩れたタワーを修復していく。
あーもうっ!
どんだけ沢山あるの!?
なかなか終わらないその作業にイライラし始めていると、
視界に誰かの靴が入った。
―――かっこいいスニーカー……
あ、もしかして手伝ってくれるのかな?
そう思っていると、今度は頭上から声が掛かる。
「またお菓子――?」
「――?」
なんとなく聞き覚えのある綺麗な低音ボイス―――
反射的に顔を上げると、
そこには私が探していた店員さんの顔があった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…