夕方であるにも関わらず、小さな店内には全く人が居なかった。



………この店、大丈夫なのだろうか?

そんな疑問を抱きつつ、さっきの店員さんを探す。



なんでこんなに気になるのかは分からないけれど、
とにかく必死に探した。


店内の人数は驚くほど少ないはずなのに―――


何故か見つからなかった。

「………ねぇ?本当にどうしたの?」

私の行動に、未だにハテナマークを出している鼓乃実だったが


~♪♪~~~~♪
「あ」

携帯がなってしまい、店の外に走って出ていってしまった。