「ーーーーーーっ!!」



電話の音で夢が終わった。



心地の悪い汗が額をつたう。


「・・・」


この夢、久々に見たな・・・。


耳元に置いてある鳴り止まない電話を手に取ると
時刻はまだ朝の4時だということが分かった。




ーーーこんな時間に、誰?


画面に大きく映された電話の相手の名前に、眠気が一気に吹き飛ぶ。



ピッ


「ーーーー伯父さん」


『やぁ・・・久しぶりだね』