耳元で一言そう呟くと
一瞬で私から離れた。

首にはしっかりお花が光っている。



「帰るか!」


綺麗な笑顔で何事もなかったように言う高瀬さんを見ながら、私は心臓を落ち着かせるのに必死だ。




妹なわけないだろ

って・・・。

やっぱ私のさっきのやつ聞こえてたんだ///





「・・・」

でも、それって??




ーーーというかそれよりも
高瀬さんのせいで私が買ったプレゼントを渡すタイミング、
逃しちゃったよ