「ーーーっ!あ、いえ!何でもないんです!ーーー本当にこれ、ありがとうございました」 「ーーー俺が付けていい?」 「え・・・えっ!?///」 はい、と答える前に 高瀬さんはシートベルトを外し、助手席の方に身体を向けた。 「うしろ、向いて?」 「・・・はい///」 恥ずかしながらも言われるまま後ろを向いてネックレスが付けられるのを待った。 それなのに いつまで経っても首に金属の冷たい感触が伝わってこない。 「た・・・かせさん?」 「ーーーーーん」 「・・・っひゃあ!?///////」