数十分後

酒に弱い恭弥は一足先に酔い出す。


「和音ちゃんって彼氏いなかったんだねー」

「そうですよーぉ」

「あはっ、じゃぁ俺彼氏立候補しちゃおっかなー」

「えー?何言ってるんですかぁ」

この時
恭弥の発言に"馬鹿か"と思えてたって事は、まだ俺は酔っていなかったらしい。




ただ、
和音までどこか・・・変だ。