西野は私の・・・どんな答えを望んでるの?
「———わかんない」
今の私にはこう言うしかなかった。
今度は西野が私の目を見た。
目が合う。
思わずドキッとしてしまった。
「南、俺さ。あの時電話でああ言ったのは・・・」
そう言いかけ、言葉を詰まらせると
一気に力が抜けたように肩を落とした。
「ごめん。なんでもないわ。・・・俺やっぱり買い出し明日にするな」
「あ、うん。」
「じゃ!」
わかんないよ。
西野がどう思ってるのかも、私が西野を好きなのかも。
"あの時電話でああ言ったのは"・・・何??
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…