「あ!ミステリーアドベンチャー!!・・・・・・・・?」

一瞬、嬉しそうに声を上げた和音だったが
何故かそのまま無言でチケットを眺める。


「?そう言うの好きじゃない?」

「いや・・・ん??」


その後も、和音はスッキリしない表情で俺の三歩後ろを歩く。



そんな和音にずっと疑問を持っていたが、チケットを係の人に手渡したところで
やっとその意味が分かった。