アパートの周辺まで来た時
私は口を開いた。
「あの・・・私色々買って来るので、先帰っててください。」
「色々?なら俺も行くけど。」
「だめですだめです!高瀬さんは早く帰って寝ててください!」
「———了解。」
こっちの必死さがようやく伝わったのか
高瀬さんは小さくそう言うと
私を近くの歩道に降ろし、車を走らせた。
「・・・さてっと。」
看病するためには無ければいけないものが沢山ある。
一人になった私は、まず薬局に行く事にした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…