「諦めない方がいいよ。絶対後悔するから。」 「・・・っ!!」 やばい 物凄く泣きそうだ。 予想以上の優しい言葉に涙が出そうになるのを必死に堪えながらも、 今の言葉に高瀬さん自身が悲しい顔をしていた事に気がついた。 「高瀬さん・・・?」 「ん?———あ、もうそろそろじゃない?」 「——え」 ドォーンッッッッ!!!!! 2人が空を見上げるのと同時に、大きな光の華が空いっぱいに広がった。