楽しそうに話す君の横顔が

なんだか歪んで見える

君が笑っているのなら

そう思っていた私はもういない

こんなにも近くにいるのに

なんだか君を遠く感じるよ

差し出された手に

私が握り返して

嬉しそうに笑う君

わがままばかり言う私を

ため息つきながら

優しく笑って

許してくれた君

ケンカして

君に大嫌いと言った私

君は大好きと私に言ってくれたね

いつだって君は

私に幸せを

与えてくれた

そんな君に

私は幸せを

与えてあげられましたか

心の底から

笑っていましたか

君は自由を表すような

優しい人

君の重荷となる

この醜い感情

君に気づかれずに

さようなら