「山吹ってどいつ?」
蓮は周りをキョロキョロと見渡す
「蓮さん!あいつです。
窓際の1番後ろに座ってるあの…地味な女です」
一人の男が私を騙した聖籃の総長に説明する
まーたどうせ私の事見て笑うんだろ
「窓際…1番後ろ…俺の隣か?」
…やっぱ、お前かよ。
「あ…あいつ」
青嵐の総長は、こっちを見て一瞬口角をあげた。
そして、コッチに向かってくる
「お前…何でこなかったんだよ」
待て。ちょっと待て。意味が分かない
「お前教えてやっただろ。
俺らの溜まり場」
…は?
溜まり場…だと?
「あの…
私、理事長室の道を訪ねたはずなんですが」
聖籃総長は、私をみてヘラっと笑って
「…あはっ」
と、呟いた。
うん。取り敢えず
死にさらせやぁああああああ!
